本来の自分に戻る

もう20年くらい前になるでしょうか?

作業療法士の学校に行くか、留学するかで迷ったことがありました。

結局、若さゆえの勢いと目先の華やかさで、留学を選んでしまいました。

それが失敗かというと、そうでもありません。今もこうして安定した生活ができるほどの収入があるのも、あの時留学した成果が大きいと思います。じゃあ、それが成功かというと、実はそうでもありません^^; 

なぜなら、それは自分の本質には根ざしていなかったからです。

留学する前の私は、数年間、食品関連の会社に勤めていました。栄養を調べたり、漢方に興味があったり、ヨガを学んだり、そんなことが好きな人間でした。だから食品会社を選んだし、何より、会社員をしながら、どうしたら作業療法士になれるのかを念入りに調べていました。それは現役作業療法士にインタビューに出向いた程です。

それなのに、私はいとも簡単に方向転換してしまったのです。

当時はOL留学が流行っており、周りには楽しい留学話を届けてくれる友人が沢山いました。「留学したら幸せになれる!」と思いました。

それからというもの、留学と言う船に乗って、荒波にもまれ、本来の自分とは真逆の方向へと何年も何年も旅をしました。そして、難破しました。実際には仕事も辞めていないし、現実的には何も起きていない。でも、そんな気分でした。これが約5年前の私です。

そして、ここ5年の間に試行錯誤の末、難破船を自分の乗りやすい形に作り直して、また航海へと漕ぎ出しました。今度は来た道をまっすぐ戻る方向へ。本来の自分へと向かって。

私がタッチフォーヘルスを学んだ時に感じた、体の中から出てくる「これっ!」という感覚、おそらく本来の自分の何か触れたんだと思います。

私はこの感覚がほしかった! そう感じました。

それは作業療法士ではないけれど、きっと魂が求める方向性としては同じなんだよなぁと思います。

遠回りしてやっと戻ってこれた自分、今度はずっと離れずにいたい。